外壁塗装の見積もりで押さえるべきポイントを解説!

公開日:2024/05/20
宇都宮 外壁塗装 見積り

家の外壁は建てたばかりのころは真新しく美しいですが、紫外線や雨、ほこりなどにさらされ、年々劣化していきます。一見問題がないように見えても劣化していることもあるでしょう。そのため、ある程度月日が経ったら外壁塗装をするのがおすすめです。今回は外壁塗装を検討する際の見積もりで押さえるべきポイントについて解説します。

外壁塗装の見積もりのポイント

外壁塗装をはじめて依頼する、見積もりの見方がよくわからないなど外壁塗装をどの業者に依頼するべきか悩んでいる方もいるでしょう。ここでは外壁塗装の見積もりのポイントについて解説します。

見積もりを複数取って比較する

外壁塗装を検討する場合、いくつかの業者から見積もりを取ることが多いでしょう。しかし合計金額だけを比較して業者を決めてしまうと後悔する可能性があるので注意が必要です。

業者ごとに見積書の記載内容や記載の仕方が異なるので内容をきちんと比較して業者をしぼりこみましょう。どんな塗料を使用するのか、費用、サービス内容などを比較するのに3社以上見積もりを取っておくと比較しやすいでしょう。

家を建てた際の業者や塗装以外のリフォーム工事をお願いしたことがある業者に依頼したいなど、絶対に依頼したい業者がない限りいくつかの業者の相見積もりをしてみるのがおすすめです。

見積書を正しく把握する

見積書は業者ごとに書き方が異なるため、どんなことが書いてあるのかしっかり理解することが大切です。塗装面積、塗料の缶数、塗料の商品名などがはっきりと書かれているか、正しい面積や使用量が書かれているかを確認しましょう。

また「一式」とまとめて書かれている場合は注意が必要です。一式には細々とした材料費が含まれている場合や、材料費や工事費が含まれている場合などさまざまです。

合計金額が安いと思って契約しても、一式に工事費用が含まれておらず、後から工事費用を請求されてしまったなどトラブルにならないよう気をつけましょう。もちろん、見積もりをもらった際に見方がわからないところがあれば業者に質問して疑問を解消しておきましょう。

見積書の内容で注意すべきポイント

見積書はたくさんのことが書いてあるのできちんと把握するのは大変です。複数業者の見積書を比較するとなると、それぞれの書き方の違いも確認したうえで比較する必要があるでしょう。見積書の内容でとくに注意して確認するべきポイントについて解説するため、参考にしてみてください。

数量、面積などが書かれているかどうか、適切かどうかをチェックする

使用する塗料の数量、塗装する面積が書かれている方が信頼できる業者といえるでしょう。数量や面積が書かれていないままの見積もりは、数量や面積がはっきりしないまま大ざっぱな見積もりが出されている可能性があります。

また実際と大きくかけはなれている場合も注意が必要です。後から修正や追加請求されてしまい、初期の見積もりより高額な支払い金額になってしまったなんてことにならないよう、しっかりと内容を確認する必要があるでしょう。

塗装は3度塗りかどうか

塗装工事の回数は多くが3度塗りすること前提でつくられています。塗料の性能や耐用年数が発揮できるよう、3度塗りであることが見積書に書かれているかどうか確認しましょう。中には塗料や仕様によっては2度塗りだったり4度塗りだったりするものもあるので確認も必要です。

3度塗りの工程になる場合、下塗り、中塗り、上塗りという工程になるでしょう。悪質な業者の場合、下塗りや中塗りを省いて利益を得ようと工程を省いてしまう業者も存在します。そのため見積書に3度塗りと明記されている業者を選ぶことで、塗料に推奨される工程がきちんと行われる業者かどうかの判断材料にしてください。

診断時に押さえておくべきポイント

外壁塗装をする際には見積もりを確認するのも大事ですが、現場調査後の診断についてもしっかり確認しましょう。

ていねいに現場調査を行ってくれるか

外壁塗装の見積もりを作成する場合、現場調査を行います。現場調査を行って外壁や屋根の状況を確認の上、劣化状況や雨漏りの状況を診断するのが一般的ですが、現地調査を行わず見積もりを出してそのまま契約を進めようとする業者や、調査が外壁のみの確認で屋根を確認していない場合などは注意した方がよいでしょう。

外壁や屋根の状況を写真や動画撮影して現状を報告してくれる業者は自分でも現状が確認しやすいので安心です。

診断書を活用してくれるかどうか

現地調査では写真や動画を撮影して劣化個所の記録を残すことがあります。その記録を用いて見積もりの提出前や提出時に診断結果を報告してくれるかどうか確認するとよいでしょう。

また診断結果と見積書の内容が合っているかどうかも確認しましょう。診断書では劣化がひどくないのに大きなリフォームを勧めてきたり、希望とは異なる高い塗料を進めてきたりする場合は注意が必要です。

まとめ

建物の外壁は、塗りたては美しいですが、年月が経過するとともに劣化してきたり、汚れがひどくなってきたりするものです。そのため、ある程度年月が経過したら外壁塗装を再度行う必要があります。

どの業者を選べばよいかは見積書の内容をしっかり確認しましょう。内容が詳しく記載されているか、相見積もりを取ってほかの業者と大きな差異がないかなど比較して納得できる業者を選びましょう。

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